履歴書の学歴欄に浪人・留年・休学・中退・留学経験はどう書く?

転職活動の際の履歴書は、ただ単に事実を書けば良いというものではありません。魅力的な履歴書を作成するためには、記入項目ごとに気をつけておきたいポイントがあります。
今回は、履歴書の学歴欄を書く際の注意点をピックアップしてご紹介します。
特に浪人・留年・休学・中退・留学経験などがある場合、書き方に迷う方が多い学歴欄。書き方を今一度確認しておいてください。
浪人・留年の場合
浪人や留年の経験は、履歴書に記載する必要はありません。むしろ言葉からネガティブな印象を持たれないよう、明確な記載は避けた方が良いでしょう。
採用担当者は入学年度と卒業年度を見るだけで事情を察知してくれるので、あえて書く意味がありません。
ただし、なぜ浪人・留年したのかを詳しく尋ねられるケースもあります。浪人や留年に至った経緯や理由を合理的に、かつできるだけ前向きな言い方で説明できるよう、あらかじめ準備しておいてください。
中退の場合
中退は浪人や留年の場合とは異なり、中退した旨を明確に履歴書に明記する必要があります。中退した時期や学校名もきちんと記載してください。
「平成27年11月 ●●大学 中途退学」のような書き方が一般的です。また、中退した理由も「(理由)家庭の経済的事情のため」「(理由)家業を手伝うため」のように一言添えると良いでしょう。
履歴書には簡単な理由を記載するだけで構いませんが、実際の面接ではより具体的な説明を求められるかもしれません。少しでもポジティブな印象を採用担当者に与えられるよう、しっかりと伝え方を考えておくことが大切です。
留学の場合
履歴書の学歴欄に記載できる留学とは「1年以上の期間、海外の大学や専門学校に通い専門分野の知識を身につけてきた」経験のことを指します。
海外留学の経験は、転職活動において多くの場合プラスに評価されます。
せっかくのアピールポイントですから、履歴書の学歴欄には「時期・留学期間・学校名・国名」をしっかり記載して採用担当者に印象付けましょう。
研究所への海外留学や海外派遣も留学経験として記載して構いません。
記載方法は、「平成25年10月~平成27年3月 ●●大学 イギリス留学」のような書き方が一般的です。学校名は日本語表記、英語表記のどちらでも問題ありません。大学や研究所への留学経験がある場合は、専攻や研究テーマも併せて記載してください。
ただし、履歴書の学歴欄はスペースに限りがあるため、詳細は履歴書の後半にある自由記述欄や自己PR欄に書いた方が良いでしょう。その際、「留学の経験を活かし、今後~したい」などの思いを追記すると、さらに訴求力が増すはずです。
自分の魅力を伝える!
魅力的な自己PRの書き方
休学の場合
休学については、履歴書の学歴欄でのみ触れておけば十分でしょう。
平成●年 ●●大学●●学部●●学科入学
平成●年から●年まで●●の理由で休学
平成●年 ●●大学●●学部●●学科卒業
これが一般的な書き方です。
休学理由が留学やボランティアなら、休学がマイナスに作用することは少ないです。
一方、病気やその他の問題があって休学した場合は転職活動においてマイナス要因になる可能性が高いため、面接の場でうまく説明できるようにしておいてください。
おわりに
履歴書に学歴を書く際もただ何も考えずに書くのではなく、求人企業の業種や職種を念頭に置いて自己アピールにつなげる工夫が大切です。
一見マイナスに見える部分があっても、説明の仕方などを工夫すればそこまでネガティブな印象を与えずに済むかもしれません。
まずは自分の強みは何なのかを考え、「アピールすべきところはきちんとアピールする」という基本を忘れずに、採用担当者に訴え掛ける履歴書を作成しましょう。
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