転職に有利な資格はあるの?転職にまつわる資格のお話

転職するにあたり、資格の勉強を始めようと考える方も多いと思います。また、すでに取得している資格を転職で活かそうと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、資格取得にばかり熱中しすぎて、アピールポイントが資格のみになっては意味がありません。
今回は、転職にまつわる資格のお話をご紹介します。
資格よりも実務経験が重視される
資格を取得しておけば、転職に有利だと考えている方は少なくないでしょう。しかし、企業が中途採用者に求めるものは、持っている資格よりも「即戦力」です。資格を持っていたとしても、そのまま即戦力に結び付くわけではありません。
資格が転職において有利に働く場合は、実務経験を裏付けできる時です。履歴書や面接だけでは即戦力を見極めることは難しく、実際に働いてみないと分からない部分もあります。
そこで、即戦力や実務経験を裏付けてくれるものが資格になるのです。資格を有していることによって、一定の知識を持っているということを客観的に証明することが可能となります。
転職に有利になる資格とは?
数ある資格の種類の中でも、転職に有利になる資格にはどのようなものがあるのでしょうか。
もちろん職種によって求められるスキルは異なります。そこで、ここでは職種別に転職に有利な資格についてご紹介します。
【金融業界】ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、個人の資産運用や保険の見直しなどのアドバイスを行う際に必要となる資格です。金融業界や不動産業界など、さまざまな分野で活躍することができます。不動産会社や保険会社など、数多くの業界で求められるため転職に有利に働くでしょう。
【IT系】LPIC
LPIC(エルピック)とは、Linux(リナックス)と呼ばれるオペレーションシステムの技術力を、客観的に評価することができる資格です。日本の約7割の企業がLinuxを導入していますが、近年Linuxの技術者不足が問題視されています。そのため、IT業界において、LPICは需要の高い資格といえるでしょう。
【医療関係】医療事務
医療事務は、病院の受付やカルテの作成などを行う際に役立つ資格です。
本来、医療事務は資格必須の仕事ではありません。しかし、資格を取得していることによって、医療事務に関する知識を持っていることを証明できます。そのため、転職においても資格を取得している方が有利に働くでしょう。
自己アピールの材料としての資格
自己アピールの材料として、資格を活用しようと考えている方も多いと思います。しかし、全ての資格が転職に有利に働くとは限りません。
中途採用者に求められるものは、即戦力や実務経験です。そのため、「資格は転職に有利」と考えすぎるあまり、希望する職種に関するスキルや経験が伴っていなければ、あまり意味がありません。
本来、資格は明確な目標を持って取得すべきものです。ただ何となく取得した資格を履歴書に書いた場合、面接で採用担当者に深く追及される可能性があります。「どのような資格なのか」「なぜその資格を活かした職種へ転職しないのか」などの質問に答えることができなければ、資格がマイナスに働く恐れがあります。そのため、実務経験や即戦力の裏付けとなる説明をきちんとできるようにしておきましょう。
おわりに
転職にまつわる資格のお話についてご紹介しました。資格は職種などによっては転職に有利に働きますが、中途採用者に求められているものは即戦力です。そのため、資格の有無よりも、実務経験を裏付けするような資格が必要となります。転職活動に資格を活かしたい場合は、その資格をどのように仕事に活かすのか、明確に説明できるようにしましょう。
多数の年収UP成功事例!登録必須の転職エージェントはこちら
1位リクルートエージェント
非公開求人数は業界最大級の9万件以上!転職成功実績No.1を誇るリクルートの転職サポート
- 医薬・製薬、IT業界、電気・機械他多数
- 全国
- 圧倒的な求人数と業界・職種・地域に精通したキャリアアドバイザーが在籍
2位type転職エージェント
利用者の71%が年収アップに成功した実績豊富な転職エージェント。知名度のある大手企業から急成長のベンチャー企業まで独占求人も取り扱い多数
- IT、営業、エンジニア、管理・専門系など
- 関東
- 年収アップ成功率は驚異の71%
3位JACリクルートメント
親会社が英国にあることもあり外資系やグローバル企業などのハイクラス転職が強いのが「JACリクルートメント」。キャリアアップで高年収求人を狙うなら登録必須。
- 外資系企業、グローバル企業、マネジメント、専門職
- 全国
- 外資系やグローバル企業など高年収を狙うハイクラス転職に強い!