転職回数が多いと次の転職で不利?転職回数の数え方と採用への影響

入社してから定年を迎えるまで同じ企業に勤める方がいる一方、2回3回と転職を繰り返す方も少なくありません。今の職場にとどまるべきか、それとも次の職場に移るべきか、現在進行形でお悩みの方もいるはずです。
このような場合、気になるポイントは転職回数の多さが転職市場でどのように評価されるかではないでしょうか。
そこで今回は、転職回数の数え方や採用への影響について考えていきます。
転職回数の数え方
転職回数は、今まで在籍した企業・勤務先の数からから1を引いた数になります。例えば、在籍した企業がA社、B社、C社、D社の合計4社であれば、転職回数は3回です。
在籍した企業・勤務先には給与明細をくれた場所を全て含むものと考えましょう。ただし、正社員の募集に応募する場合、パートやアルバイトの職歴は含めなくても良い場合が多いです。
例えば、社会に出てすぐに正社員として採用された経験のある人でも、最初に勤めた企業を退職した後に勤務したパートやアルバイトの経歴は職歴に含める必要がありません。
転職回数が採用に及ぼす影響
一般的に、転職回数の多い人を敬遠する企業が多くあることは事実です。
とはいえ、会社都合の解雇や健康上の理由によるやむを得ない退職もあるでしょう。しかしこのような場合でも、本人の仕事能力や性格などに本当に問題がなかったか、現在は問題なく働けるのかなど、採用担当者の目がより厳しくなる可能性があります。
企業側は給与以外にもたくさんのお金をかけて人を雇用しているため、採用してもすぐに辞めてしまう従業員は理由の如何に関わらず、大きな損失になってしまいます。転職希望者が複数人いて実力が拮抗していれば、転職回数の少ない人を採用する場合もあるでしょう。
転職回数が多くても企業側が採用したいと思う人材は、自分の仕事能力について客観的な評価ができており、きちんとしたキャリアプランや上昇志向を持っている人です。一方、ビジョンもなく短絡的に転職を繰り返す人は採用されません。
転職希望者は自分が企業に貢献できる人材であることをアピールする必要があります。
転職回数が多い場合の対策
転職回数の多い方でも、キャリアに一貫性があり、今までの仕事を通して成長してきたことをきちんと語ることができれば、企業にとって有益な人材として評価されます。そのため志望動機があいまいな場合、人事担当者を納得させることはできません。
転職活動を行う際にはこれまでの実績や仕事を通じて身に付いた専門性に加え、今後転職を志望する企業で何らかのプラスの要素となるような仕事の経験を語ることによって、即戦力として評価してもらえるでしょう。
また、老舗企業などは転職回数に厳しい一方、ベンチャー企業などは転職回数が多くてもあまり気にせずに採用する企業もあります。
ただし、転職回数が多い方が無理に取り繕うことは禁物です。嘘をついたり、あるいは事実を誇張したりして転職の理由付けをしても、採用担当者に見抜かれてしまいます。
自分が採用に値する人物であることをアピールできるように事前に考えをまとめ、面接の際に自信を持って話せるようにしてください。
面接の際には、質問されたことに誠実に答えましょう。きちんと考えて今までのキャリアを作ってきたのであれば、人事担当者からの質問に堂々と答えることができるはずです。
おわりに
企業の採用担当者は、企業の未来を担ってくれる人材を見極めるという重要な役割を担っています。採用に失敗すれば企業に損失を与えかねないため、採用担当者は厳しい目で人材を見ています。
しかし、転職歴が多いことを引け目に感じる必要はありません。これまでの経験を生かせるということを、熱意を持ってアピールしてください。
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