近年では景気の回復から求職者より求人数の方が多く、以前と比較すると転職しやすい状況になっています。そのため企業側でも待遇などを試行錯誤し、優秀な人材を確保しようと必死です。
主にネットで転職の情報収集を行っている方が多いと思いますが、転職合同説明会や転職イベント(転職フェア)などに参加して企業側の話を直接聞くことは、転職活動において非常に有効な方法です。
しかし初めて参加する場合、当日の流れやどのような服装で参加すべきかがわからず尻込みしてしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、転職合同説明会や転職イベント(転職フェア)に参加する際の服装や当日の流れをご紹介します。
たいていの転職イベントは服装に決まりを設けていませんが、実際はほとんどの方がスーツを着ています。
転職イベントはあくまでも、企業による合同説明会であり、面接ではありません。しかし、のちに面接を受ける可能性があることを考えると、TPOをわきまえていない服装は避けるべきです。
スーツを持っていない方も、せめて落ち着いた印象のオフィスカジュアルで行きましょう。もちろん女性の方の派手なメイクもNGです。
転職イベントでは「うちに来て欲しい」と勧誘される可能性もあるため、身だしなみには十分気を付けましょう。
事前にどの企業の話を聞きたいかを絞り、質問する内容などをしっかり準備をして行きましょう。
筆記用具と企業のパンフレット(A4)の入るバッグは、最低限必要な持ち物です。忘れることはないでしょうが、仮に忘れた場合、企業側に不信感を抱かせこともあるため気を付けましょう。
会場へ着いたら人の多さに圧倒されるかもしれませんが、周りのことは気にせずにしっかりと気持ちを落ち着けましょう。まずは、スタッフの指示に従って受付を済ませます。転職イベントによっては、事前登録をすることによって受付までの時間を短縮できるため、なるべく利用してください。
受付を済ませればいよいよ会場入りです。
自分の興味のある企業ブースへ行き、順番を待ちます。企業ブースに入ったら、企業の方にきちんと挨拶をしましょう。挨拶は基本的なマナーです。
その後は席について企業側の説明を聞きます。最後に質疑応答の時間があるため、あらかじめ準備してきた質問や、説明を聞いてもわからなかった点などを質問しましょう。
また、自分の経歴や職歴などを企業側にアピールすることも大切です。転職イベントは面接のような堅苦しい雰囲気ではないため、気軽に企業の採用担当者と話をすることができます。
書類選考で毎回落とされてしまいなかなか面接までたどり着けない方も、履歴書に書かれていることだけでなく直接人柄を見てもらえる最大のチャンスです。のちに採用面接などで再び会う可能性もあるため、良い印象を残しておきましょう。
また、興味のある企業を回った後時間に余裕がある場合は、他の企業の話を聞いておくことも転職活動では役に立つかもしれません。
企業側も採用困難な時代、転職合同説明会や転職イベント(転職フェア)ではほとんどの企業が歓迎ムードで迎えてくれます。なぜなら、面接を行うよりも多くの求職者と話ができる合同説明会は、企業側にも多くのメリットがあるためです。
求職者側にとっても気になる企業がどのような社風であるのか、実際に働いている社員の感想や表情などを実際に見聞きできるため参考になるでしょう。
まだやりたいことが見つからずに迷っている方も、ぜひ参加してみてください。さまざまな企業ブースを見て回れば、今後の方向性ややりたい仕事を見つけるきっかけになるかもしれません。
これから転職を考えている方は、ぜひ転職合同説明会や転職イベント(転職フェア)に参加しましょう。
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