「他の人から認められたい」「高い収入を得たい」という気持ちを持ちながら働いている方は少なくありません。そのため、出世したくないと考える方はそう多くはないでしょう。
ビジネスパーソンにとって、出世・昇進は仕事を続ける上で大きなモチベーションになります。しかし、同じ学校を卒業した同期入社の社員が全員出世できるとは限りません。
では、どのような人が出世するのでしょうか。今回は出世・昇進する人の特徴についてご紹介します。
出世を見極める際に一番分かりやすいポイントは、「仕事の進め方」です。
「できる」人は仕事がスピーディーで、指示が無くとも求められた作業を効率良く進められます。忙しい状況で複数の業務を抱えていても、業務に優先順位を付けて期限内に仕事を終えることができます。
また、頭が切れる人は急な環境変化にも順応できる柔軟性があります。そのような人物は、環境変化の激しいビジネスシーンでは欠かせない人材です。
頼まれた以上の結果が出せる人は高く評価され、出世が期待できます。どのような状況であっても、自身のビジネススキルを有効に活用し、目の前の仕事を着実に片づけていくことができるためです。
いくら時代が変わったとはいえ、上司に嫌われるビジネスパーソンは出世できません。上司の話をしっかり聞いて、命じられたことにはきちんと取り組みましょう。
上司の言葉が多少違っていたとしても、許容して聞き入れましょう。ただし、それはイエスマンであることとは違います。
業務上の問題に限っては、時に説得力ある反論を試みて「しっかりと意見がいえる」という印象を与えることも大切です。
ただしここで注意すべき点は、主観を挟まず問題点と解決策を伝えることです。必要以上に主張すると上司との関係がこじれてしまい、上司に意見を受け入れてもらえない場合もあります。
中にはそりの合わない上司もいるでしょう。しかし、部下は上司を選ぶことはできません。時には割り切って考えることも必要です。
部下として精いっぱい上司を支え、仕事に対する熱心さをアピールしましょう。上司をうまくサポートして信頼を得ることによって、昇進・昇格を推薦してもらえる可能性もあります。
声の大きさや滑舌の良さは人の印象を決める大きなポイントであるため、「何をいっているのか分からない」と思われると、出世が遠のいてしまう可能性があります。
プレゼンの発表内容が良くても、聞き手の記憶に残らなければプレゼンをする意味がありません。そのため話し方を整え、好感度を上げることが重要です。
言葉そのものを綺麗にする、あるいは上手に話せるよう練習するなど、相手が聞き取りやすい話し方を意識すると良いでしょう。
仕事ができる人は総じてポジティブで、聞き上手のうえに話し上手です。そのため理解も早く、質問の内容も的確です。一方でネガティブな人は印象が暗く、声も小さくぼそぼそと話します。これでは出世の見込みがあるとはいえません。
ただし、出世する前から自信満々で高圧的な話し方をしては敬遠されてしまいます。人とのつながりが増えたときに慌てないように、今から正しい言葉、適切な話し方に気を付けておきましょう。
今回は出世する人の特徴を考えてきましたが、どうやら出世の鍵はコミュニケーション力にあるようです。企業に所属している以上、関連各所とのコミュニケーションは不可欠であり、いくら学力や技術力が高くても、それだけでは誰とも連携できません。
出世したいと考えている方は、今の職場において自分の立ち位置がどこなのか、どのように人と接すれば良いのか、そのために何をすれば良いのかを考えてみましょう。思わぬところに「出世のコツ」が見えてくるはずです。
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