福祉・介護の仕事は資格が必要?福祉・介護職への転職事情

高齢者人口の増加に伴い、福祉・介護職の需要が高まっています。福祉・介護分野は慢性的な人材不足に悩まされているため、未経験でも福祉・介護職へ転職できる可能性は十分にあります。また、入職後に関連資格を取得してキャリアアップすることも可能です。
今回は福祉・介護職への転職事情についてご紹介します。
福祉・介護職で採用されるための条件
福祉・介護職として採用されるためには、ヘルパー2級などの資格を取っておくに越したことはありません。しかし、資格を持っていない未経験の方でも採用される可能性はあります。
未経験者が採用されるためには、人と接した経験やホスピタリティをアピールすることが重要です。
【条件1】人と接する仕事の経験
福祉・介護職に従事すると、介護施設利用者や利用者の家族と頻繁にコミュニケ―ションを取ることになります。そのため接客や営業など、人と接する仕事の経験があった方が採用においては有利です。
【条件2】ホスピタリティ(思いやり)を持っている
福祉・介護職で働くためには「思いやり」や「人の役に立ちたい」という気持ちも必要です。利用者の目線に立ってサービスを提供することが求められます。
具体的な転職例
【ケース1】老人ホームへの転職
老人ホームで採用されるためには介護福祉士などの資格を持っていた方が有利ですが、未経験者で無資格であっても採用されることはあります。
資格を持たずに内定した場合は、一般的に入社までに「介護職員初任者研修」を取得します。入社してから介護福祉士の資格を取得した場合の平均的な年収は250万~400万円です。
【ケース2】大規模な社会福祉協会への転職
多数の福祉施設を運営している社会福祉協会で採用された場合、特別養護老人ホーム、救護施設(身体や精神に障害を抱える方が社会復帰を目指す施設)、デイサービス(高齢者を昼間に一定時間施設で預かるサービス)のいずれかで働くことになる可能性が高いでしょう。
福祉・介護関連の有資格者や介護経験者は優遇されますが、必ずしも資格や経験が必要とは限りません。
資格取得でキャリアアップ
経験者が同職種に転職する場合も、資格を取得しておくと有利です。また、未経験の方も入職後に資格を取得することにより、キャリアアップできます。
【資格1】ケアマネージャー
ケアマネージャーは「介護支援専門員」ともいいます。ケアマネージャーは、介護を必要とする方が適切なサービスを受けるためのケアプランの作成などを行います。
「介護支援専門員実務研修受講試験」合格後、実務研修を受講することによりケアマネージャーになることができます。なお、資格の取得には介護施設や医療現場における5年以上の経験が必要です。
【資格2】介護福祉士
介護福祉士は社会福祉士及び介護福祉士法で定められた国家資格です。身体上または精神上の障害により日常生活で支障がある方の介護や、介護者に対する指導を行います。
【資格3】社会福祉士
社会福祉士も社会福祉士及び介護福祉士法で定められた国家資格です。身体上もしくは精神上の障害を持つ方や、環境上の理由で日常生活を営むことに支障がある方に対して、相談、助言、指導、他の医療関係者への連絡及び調整、援助を行います。
介護福祉士よりも社会福祉士の方が業務の幅が広いといえます。
おわりに
福祉・介護職への転職についてご紹介しました。未経験者が福祉・介護職へ転職する場合は、資格や専門性を持っていなくても問題無いことが多いです。
介護を通して人からさまざまなものを得ることができる介護職に大きな魅力を感じている方は増えています。福祉・介護職に関心があり、人と接する経験やホスピタリティをお持ちの方は、福祉・介護職への転職を考えてはいかがでしょうか。
多数の年収UP成功事例!登録必須の転職エージェントはこちら
1位リクルートエージェント
非公開求人数は業界最大級の9万件以上!転職成功実績No.1を誇るリクルートの転職サポート
- 医薬・製薬、IT業界、電気・機械他多数
- 全国
- 圧倒的な求人数と業界・職種・地域に精通したキャリアアドバイザーが在籍
2位type転職エージェント
利用者の71%が年収アップに成功した実績豊富な転職エージェント。知名度のある大手企業から急成長のベンチャー企業まで独占求人も取り扱い多数
- IT、営業、エンジニア、管理・専門系など
- 関東
- 年収アップ成功率は驚異の71%
3位JACリクルートメント
親会社が英国にあることもあり外資系やグローバル企業などのハイクラス転職が強いのが「JACリクルートメント」。キャリアアップで高年収求人を狙うなら登録必須。
- 外資系企業、グローバル企業、マネジメント、専門職
- 全国
- 外資系やグローバル企業など高年収を狙うハイクラス転職に強い!