いつかは起業・独立したい。そんな夢を抱く方は少なくありませんが、夢を実現するためには明確なキャリアプランを持つことが重要です。キャリアプランがあいまいなままでは、自分が今何をすべきかが見えてきません。「起業するために転職をして経験を積みたい」と漠然と思っていても、起業や独立への道は遠のいてしまいます。
そこで今回は、将来起業や独立を目指している人向けの転職キャリアプランをご紹介します。
キャリアプランを考える際には、先人のキャリアパスが参考になります。現在成功している方の情報を参考にしながら、夢の実現に向けた大まかなイメージを描きましょう。
異業種で勤務→飲食業に興味を持ち、週末に店で修業→会社を辞め、飲食業に専念→独立
企業の法務部に配属→弁護士資格取得・弁護士登録、M&A案件などを手掛ける→企業法務を専門とする弁護士事務所に転職→独立開業
商社に入社→IT企業に転職、新規事業の立ち上げに携わる→取締役に就任→独立
失敗しないように綿密な計画を立てることは重要ですが、それだけでは不十分です。キャリアプランを立てた上で、起業・独立を成功させるためにも以下の3つのポイントを意識してください。
1人で完結する仕事はまれです。また、自分1人で起業したとしても、ビジネスを拡大しようと考えた場合には仲間が必要です。したがって、1にも2にも、人脈作りは大切です。
まずは社内で起業・独立を考える同志を探すと良いでしょう。たとえ全く違う分野での起業を考えていても、今後一緒に仕事をする可能性もあります。人脈を増やしておくことは無駄になりません。
また、取引先や上司との信頼関係もしっかり築いておきましょう。起業や独立を応援してくれるかもしれません。
社内に同志が見つからない場合は起業家を目指す方の勉強会に参加すると良いでしょう。IT起業を目指す方のセミナー、起業を志した主婦の交流会などがあります。勉強会への参加はきっと良い刺激になるはずです。
起業や独立を目指す人が効率良く業務や会社経営のノウハウを学べる場がベンチャー企業です。ベンチャー企業の中には社員の独立を奨励する企業も存在します。また、会社を少しでも大きくしようとするアグレッシブな環境は自分の刺激になるだけでなく、今後の自分の会社経営に大きな影響を与えるでしょう。
ベンチャー企業で働くメリットは、特定の業務だけではなく会社全体の業務に携わることができることです。ベンチャー企業は従業員数が少ないため、忙しく動き回るうちに会社運営に必要な知識や人をうまく動かすためのノウハウを身に付けることができます。
起業や独立を目指す人がベンチャー企業へ転職する際は、起業したい分野に近いベンチャー企業を選びましょう。その分野にどっぷり浸かることによって、実際に使える仕事力やスキルが短期間で備わります。
転職する際に避けたいのは、目先の収入アップや雇用条件に気を取られてしまい、本来の転職の目的を見失ってしまうことです。起業や独立といった明確な目標があるなら、経験を積みながら自分に足りない部分を把握し、埋めていくという姿勢を持ってください。短期的に得られる報酬よりも、起業・独立のためにどれだけ経験を積めるかという視点で転職先を決めましょう。
今回は起業・独立を目指す方の転職キャリアプランについてご紹介しました。
転職を起業・独立の通過点と考える方は、自分のスキルや現状を冷静に分析し、次につながる転職をすることが大切です。
目先のことにとらわれるのではなく、広い視野を持ちながら自分自身を高めてください。
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