「趣味を仕事にしたい!」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。自分の趣味や好きなことを仕事にできたら素敵ですよね。
しかし実際は、趣味を仕事にすることにはさまざまなメリットとデメリットが存在します。ただ何となくのイメージや漠然としたプランで会社を辞めて転職しても、必ずしも良い結果につながるとは限りません。
今回は、新しい世界に一歩を踏み出す前に「好きなこと」を仕事にするメリットとデメリットについて考えます。
自分の好きなことや趣味を仕事にする最大のメリットとしては、大きなやりがいを感じられることが挙げられます。今まで仕事に対してネガティブなイメージしかなかった方でも、好きなことが仕事になれば全力で取り組むことができるでしょう。無駄なストレスも減り、毎日にハリが出てきます。
また、仕事内容に価値を見出すことができれば、お金では測れない喜びや達成感が味わえます。
人生の大部分は働いている時間が占めています。そのため、仕事をしている時間を有意義なものにすることは、豊かな人生を送るために必要な要素の1つといえるのではないでしょうか。
趣味を仕事にすることは、もちろんメリットだけではありません。好きなことだからこそのデメリットも存在します。
例えば、趣味や好きなことを仕事にしたいと思っても、必ずしも良い結果につながるとは限りません。うまくいかなければ、現在もらっている給料よりも大幅に下がるかもしれません。
特に、スキルや経験を持ちあわせていない場合、好きなことを仕事にすることは非常に難しいといえます。好きなことを仕事にして成功するためには、明確なビジョンと努力を厭わない覚悟が必要です。
また、好きなことを仕事にすると、何かのきっかけで仕事が嫌いになる可能性がありますが、嫌いになったとしても仕事である以上辞めることはできません。好きなことを仕事にしたいと考えている場合は、万が一仕事を嫌いになった場合でもモチベーションを保ち続けられるのか、自分に問いかけてみてください。
趣味や好きなことを仕事にするといっても、選択する職種によっては現実とイメージとのギャップに苦しむ場合もあります。
例えば料理が趣味の方の場合、「料理をすること」が好きなのか「料理に関すること」に興味があるのかで意味合いは大きく変わってきます。
料理を作ることはそれほど得意ではないが、新しい料理を考えることが好きな方は、食品メーカーの商品企画職が合っています。
純粋に料理が好きな方であれば、飲食店の厨房に立って料理を作ることが向いています。料理を作る仕事がしたいと思って漠然としたイメージで食品メーカーに転職しても、料理をする機会にはなかなか恵まれないでしょう。
好きなことを仕事にしようと思ったら、まずはなぜそれが好きなのかという理由を考える必要があります。表面的な部分ではなく本質を見ることによって、自分の理想に近い職種を選択することができるでしょう。
また、人によっては好きなことと得意なことが異なる場合があります。そのような場合、好きなことを仕事にしても、結果が出ないと挫折してしまいます。好きなことを仕事にする際は自分の適性も考慮してください。
趣味や好きなことを仕事にするメリットとデメリットについてご紹介しました。
趣味を仕事にすることには、今まで味わったことのない達成感を得ることができるメリットがある一方、好きなことが嫌いになるデメリットもあります。好きなことを仕事にしたいと考えている方は、転職する前に自分の適性や、なぜ好きなのかという点をいま一度確認しましょう。
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